ハンドドリップの淹れ方|1杯分の量・湯温・時間と手順

ふくらんだ粉の層が見える白いドリッパー

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結論1 杯(120 ml)に中細挽きの粉 10〜12 g。お湯は沸騰したら少し置いて 90℃台に。最初に粉全体を湿らせて約 30 秒蒸らし、そのあと中心から円を描くように注いで、全体を 3 分以内に落とし切ります(HARIO の説明書)。

この記事で分かること

  • 1 杯分の粉・お湯・時間の目安
  • 蒸らしから落とし切るまでの手順
  • 濃い・薄いと感じたときに、次の回で変えること
目次

用意する物

  • ドリッパーとペーパーフィルター(ドリッパーの形とサイズに合う物)
  • 中細挽きの粉(ドリップ用に挽いてもらった粉でよい)
  • お湯(やかんでも淹れられます。細口のケトルだと細く注ぎやすい)
  • カップかサーバー

ドリッパーは、お湯がいったん底にたまる台形が注ぎ方の影響を受けにくく、始めやすいとされています(UCC)。書き手の家で使っているのは、カリタの 3 つ穴の台形(白い陶器の 102)です。形の違いは「ドリッパーの違いと選び方」にあります。

3 つ穴の台形。書き手の家にも白い陶器の 102 があります
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量るのは、器具に付いているメジャースプーンか、キッチンスケールで足ります。スプーンでの量り方は「コーヒー 1 杯は何グラム?」にまとめています。

1 杯分の目安

項目目安出どころ
粉10〜12 g(中細挽き)HARIO・UCC
できあがり120 mlHARIO
お湯の温度約 95℃(沸騰直後は使わず、少し冷ます)UCC
蒸らし粉全体が湿るくらいのお湯で約 30 秒(UCC は約 20 ml・約 20 秒)HARIO・UCC
時間注ぎ始めから 3 分以内HARIO

UCC と HARIO で蒸らしの秒数が少し違います。最初は 20〜30 秒のどこかで決めて、毎回そろえてみてください(編集部の提案)。

手順

1 杯分(120 ml)の流れ

  1. 準備
    器具を温め、フィルターをセットドリッパー・サーバー・カップにお湯を通して温める。フィルターの継ぎ目を折ってドリッパーにのせ、粉を入れて軽くゆすり、表面を平らにする。粉 10〜12 g
  2. 0:00
    蒸らす中心から円を描くように、粉全体が湿るくらいのお湯を静かに注いで待つ。20〜30 秒
  3. 〜0:30
    中心から注ぐ中心から外へ、小さく「の」の字を描くように注ぐ。フィルターに直接お湯をかけない。前のお湯が落ちきる前に、数回に分けて注ぐ。
  4. 〜3:00
    量に届いたら外すカップやサーバーが 120 ml に届いたら、ドリッパーを外す。サーバーで淹れたら軽く混ぜて濃さをそろえる。
HARIO の説明書(VDN)と UCC のペーパードリップの手順から作った図。時間は注ぎ始めからの目安です。

注ぐ速さでも味が変わります。HARIO は速く注ぐとすっきり、ゆっくり注ぐとしっかりした味になると案内しています。

書き手の家で淹れた 1 杯(写真)

書き手が家で淹れたときの写真です(2026-11-03)。ドリッパーはカリタの陶器の 102、量はキッチンスケール、時間はキッチンタイマーで見ています。

2 杯以上淹れるとき

粉は杯数に比例して増やさず、少し控えめにするのが UCC の目安です(2 杯 20 g、3 杯 25〜30 g、4 杯 35〜40 g)。時間は杯数が増えても 3 分以内が HARIO の目安です。

うまくいかないとき

こう感じたら次の回で変えること
濃い・苦い挽き目を少し粗く、またはお湯の温度を少し下げる
薄い・酸っぱい挽き目を少し細かく、または粉を 1〜2 g 増やす
落ちるのが遅く 3 分を大きく超える挽き目を少し粗くする

表は UCC の味の傾向(挽き目・温度・量)と HARIO の「3 分以内」の目安から、編集部がまとめた物です。1 回に変えるのは 1 つだけにすると、どれが効いたか分かります。症状ごとの原因は「酸っぱい・苦い・薄いときの直し方」、温度の決め方は「コーヒーのお湯の温度」にまとめています。

よくある質問

台形と円すい形のドリッパーで淹れ方は変わる?

UCC は、台形はお湯がいったん底にたまってから落ちるので注ぐ速さの影響を受けにくく、円すい形はお湯がたまらず落ちるので注ぎ方で味が変わりやすいと説明しています。手順は同じで、円すい形のほうが注ぐ速さに気を配ります。

まとめ

ハンドドリップ 基本の 1 杯分(120 ml)

ハンドドリップ 基本の 1 杯分(120 ml)10〜12 g粉(中細挽き)90℃台お湯の温度20〜30 秒蒸らし3 分以内全部落とし切る中心から注ぐペーパーには直接かけない

HARIO の説明書・UCC の目安(1 杯 120 ml の場合)。2 杯以上は本文の表へ。

  • 味が気になったら、挽き目か温度を 1 つずつ変える

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出典・確認した資料

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この記事を書いた人

豆派です。家で豆からコーヒーを淹れている会社員で、先生でもバリスタでもありません。手順や数字はメーカーなどの公式資料で確かめてから書き、自分で試したことは「試した」と分けて書きます。

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