コーヒー用語集|初心者がつまずく36語を一行で解説

白紙のノートと鉛筆、コーヒーのカップ

この記事で分かること

  • 豆の袋や淹れ方の説明に出てくる言葉の意味
  • その言葉が味や手順のどこに関わるか

結論最初に覚えるのは「浅煎り・中煎り・深煎り」「挽き目」「蒸らし」の 3 つで十分です。ほかの言葉は、出てきたときにこのページで確かめてください。

目次

豆と味の言葉

言葉一行で関わること
焙煎(ばいせん)生の豆を炒って、茶色の「コーヒー豆」にすること香りと苦み・酸味のバランス(焙煎度の違い)
浅煎り焙煎が短く、明るい茶色。果物のような酸味が出やすいすっきり・華やか
中煎り浅煎りと深煎りの間酸味と苦みの中間
深煎り焙煎が長く、黒に近い茶色。酸味は弱く感じられる苦み・コク。牛乳と合わせやすい
焙煎日豆を焙煎した日。袋に書いてあることが多い新しさの目安
レギュラーコーヒー焙煎した豆、またはそれを挽いた粉。インスタントコーヒーと分けて使う言葉豆や粉で買うコーヒー全般
産地豆が育った国や地域(例: ブラジル、エチオピア)味の傾向の手がかり
シングルオリジン1 つの国・農園など、産地をしぼった豆産地ごとの個性
ブレンド複数の産地の豆を混ぜたもの味が安定していて飲みやすい
アラビカ種ブルボン・ティピカ・ゲイシャなどの品種を含むグループお店で売られる豆の多く
ゲイシャアラビカ種の品種の 1 つ品種の名前として袋に書かれる
ロブスタ(カネフォラ種)カネフォラ種の代表的な品種。苦みとコクが強く、ブレンドやアイスコーヒー用によく使われる苦み・コク
スペシャルティコーヒー豆からカップまでの全部の段階で品質を管理し、カップの中の風味の評価で区分されるコーヒー(日本スペシャルティコーヒー協会の定義。詳しくは「スペシャルティコーヒーとは」)個性が強い
精製方法収穫した実から、豆(種)を取り出す方法風味の違い
ウォッシュド果肉を除き、水を使ってぬめり(ミューシレージ)を取ってから乾かす精製方法精製方法の 1 つ
ナチュラル実をそのまま乾かしてから、皮やぬめりごと取り除く精製方法精製方法の 1 つ
ハニー水を使わずに機械でぬめりを取り、取る量を加減して乾かす精製方法精製方法の 1 つ
デカフェカフェインを取り除いたコーヒー。業界の表示の決まりでは、生豆からカフェインを 90% 以上取り除いた物を「カフェインレスコーヒー」などと表示するカフェインを控えたいとき

挽く・道具の言葉

言葉一行で関わること
ミル(グラインダー)豆を粉にする道具挽きたての香り(ミルは必要?)
挽き目(ひきめ)粉の粗さ。粗挽き・中挽き・細挽きなどと呼ぶ細かいほど濃く苦く、粗いほど軽くなりやすい
粒度(りゅうど)粉の粒の大きさとそろい具合味のむら
プロペラ式刃が回って豆を砕くミル。粒がそろいにくい手軽さ
臼式(うすしき)2 つの刃の間ですりつぶすミル。粒がそろいやすい味の安定
ドリッパー粉とフィルターを入れて、お湯を注ぐ器形でお湯の落ちる速さが変わる(ハンドドリップの淹れ方)
ペーパーフィルタードリッパーに敷く紙。ドリッパーの形とサイズに合わせるサイズ違いに注意
サーバードリッパーの下に置き、落ちたコーヒーを受ける容器2 杯以上淹れるとき
ドリップケトル注ぎ口が細いやかん。お湯を細く注げる注ぐ量の調整
フレンチプレス粉とお湯を入れて待ち、金属のフィルターを押し下げて淹れる器具油分ごと出て、コクのある味(淹れ方)
ドリップバッグ1 杯分の粉が入った袋。カップの縁にかけてお湯を注ぐ道具なしで淹れられる
スケール重さを量るはかり。0.1 g 単位だと豆の量が正確毎回同じ味にする

淹れる言葉

言葉一行で関わること
ドリップお湯を粉に通し、通る間に成分を取り出す淹れ方ハンドドリップ・ドリップバッグ・コーヒーメーカーが当てはまる(「ドリップコーヒーとは」)
抽出(ちゅうしゅつ)お湯でコーヒーの成分を引き出すこと淹れること全体
蒸らし最初に少しだけお湯を注いで、粉をなじませること。UCC の手順では約 20 ml のお湯で約 20 秒お湯を通りやすくする(手順)
湯温注ぐお湯の温度。高いほど苦く、低いほど酸味寄りになりやすい。UCC のおすすめは 92〜96 ℃苦みと酸味(お湯の温度)
抽出比率粉とお湯の量の割合。キーコーヒーの目安は粉 10 g にできあがり 120 ml濃さ
ネルドリップ起毛させた布(フランネル)のフィルターで淹れる方法。ドリップ式の元祖とも言われる布ドリップ
エスプレッソ深めに焙煎した豆を極細挽きにし、専用の機械で圧力をかけて淹れるコーヒードリップとは別の淹れ方

数字はメーカーの手順にある目安です。豆や器具で変わります。

よくある質問

全部覚えないと、おいしく淹れられませんか?

いいえ。最初は「中煎りの豆を、淹れ方に合った挽き目で、蒸らしてから注ぐ」だけで十分です。

浅煎りが酸っぱく感じます。失敗ですか?

浅煎りは、焙煎が浅いぶん酸味が出やすい豆です。苦手なら中煎りか深煎りから始めてください。淹れ方で酸っぱくなるときの直し方は「コーヒーが酸っぱい・苦い・薄いときの直し方」にまとめています。

「挽き目」はお店で何と言えば伝わりますか?

「ペーパードリップ用に」「フレンチプレス用に」と淹れ方を伝えると、お店が合わせてくれます。

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出典・確認した資料

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この記事を書いた人

豆派です。家で豆からコーヒーを淹れている会社員で、先生でもバリスタでもありません。手順や数字はメーカーなどの公式資料で確かめてから書き、自分で試したことは「試した」と分けて書きます。

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